メンズ脱毛TREZE HOMME大分店では、カウンセリングの際に「お薬の服用有無」を必ずお聞きしております。その理由は、薬を服用中に脱毛施術を受けると思わぬトラブルに発展するリスクがあるためです。 本記事では、思わぬトラブルの内容と、薬を服用した状態で脱毛するリスクをご紹介し、薬と脱毛の関係を掘り下げていきます。
光脱毛の仕組み
脱毛サロンでは主に光脱毛が採用されています。メラニン色素に反応する特殊な光をムダ毛に当てることで、毛に熱が加わり脱毛効果を得ています。
通常は、脱毛機から照射される光は毛に含まれるメラニン色素にしか反応しませんが、日焼け中で黒くなった肌や、シミ、ホクロなど色素沈着した周りの肌よりも色素が濃い部分へ照射すると、光が反応してしまうことがあります。
また、「光線過敏症」をお持ちの方は、肌が光の刺激に過敏なため脱毛の光にも反応してしまい、肌トラブルに繋がることがあります。
脱毛サロンで使用されている脱毛機は紫外線カットされている物ですが、万が一のリスクに備えて、「光線過敏症」の方は脱毛施術をお断りされるケースがほとんどです。
光線過敏症とは
光線過敏症は、普通な方では何でもないような光線曝露で、異常な皮膚症状が生じます。たとえていえば、発熱という症状には、かぜや細菌感染、膠原病など多くの原因があるように、光線過敏症も一つの病気ではなく、多くの原因、機序があります。
引用元:ひふのクリニック人形町
薬の服用が理由で光線過敏症の症状が出るケースもございます。
原因となる薬は多種多様ですが、内服薬による発症が多いとされており、普段何気なく飲んでいる薬でも「光線過敏症」の原因となる成分が含まれているかもしれません。
ですので、光を利用した脱毛を受ける前後の服用には特に気をつけなければいけません。
薬の服用中のメンズ脱毛は危険なのか?
「薬の服用中にメンズ脱毛は可能か」について解説します。
結論としては、「薬の服用中はメンズ脱毛が受けられないケースがほとんど」です。
薬の種類にもよりますが、薬の服用中に脱毛をすると肌トラブルや体調不良を引き起こしてしまうかもしれません。
肌トラブルの原因になる
服用中の薬の中には「光線過敏症の副作用」が含まれるものもあります。
このような薬を服用中に脱毛を行うと、照射した光が原因で肌の赤みやかゆみを引き起こす可能性があります。皮膚炎になると皮膚科への診療や治療が必要になり、最悪の場合は痕が残る可能性があります。
「光線過敏症」の副作用が確認されている薬を服用中は絶対に脱毛施術を受けないでください。その他の薬もどのような副作用があるかを事前に調べる必要があります。
体調が悪化する可能性も
そもそも、薬を服用するということは、普段に比べ体調に何かしらの影響がある時だと思います。体調が悪い状態で脱毛施術を受けると、肌に熱が蓄積されやすくなり、熱っぽさや倦怠感を感じることがあります。
薬の作用で身体がだるく感じることもあるので、注意が必要です。
本来、脱毛行為は健康な方へ提供するサービスになりますので、体調がすぐれない場合やそれによる薬の服用中の脱毛をお断りしている脱毛サロンが多いです。
体調が悪い場合は、予約日の変更を連絡し体調が回復してから脱毛を再開しましょう。
服用NGな薬は?
具体的にどんな薬の服用が脱毛NGか気になる方も多いかと思います。 薬の服用について詳しく解説します。
原則どの薬も服用NG
光線過敏の副作用を引き起こす薬は多種多様です。そのため原則的にはどの薬も脱毛前後に服用NGです。光脱毛自体は人体への悪影響を及ぼすことはありませんが、薬を飲んだ状態では、普段はなんともない人でも光に過剰に反応してしまう恐れがあります。
薬の種類や量、体調にもよりますが、薬を服用中の脱毛はどのレベルで悪影響が出るかが事前に分からないため、初めから止めておく必要があります。
光線過敏症の副作用がある薬に要注意
「光線過敏症」の症状が出る副作用を持つ薬は多くあります。 身近な薬にもありますので、一例を紹介します。
- 抗生物質
- 抗不安薬
- 解熱消炎鎮痛薬
- 抗アレルギー約
- ステロイド系薬
など、一般的な風邪薬や花粉症の症状を抑える薬にも「光線過敏症」の副作用が含まれるものが多数あります。 普段はあまり気にせず服用している薬でも、脱毛期間中に飲む必要がある場合にはご注意ください。
塗り薬は大丈夫?
薬の服用と聞いて、皆さんがイメージするのは飲み薬ではないでしょうか?
しかし、脱毛前後に控えて頂く必要がある薬は、塗り薬も含まれます。
代表的な例としては、「ステロイド外用薬」があります。
こちらは、肌の炎症やアトピー性皮膚炎の治療に使用されますが、ステロイド外用薬には光線過敏のリスクや、薬を塗った上から光を照射することで、色素沈着を引き起こす可能性があります。
その他にも、塗り薬を使用中の方は必ずスタッフまでお伝えください。
漢方の服用は大丈夫?
漢方薬は副作用が少なく、脱毛前後に服用しても問題が起きる可能性は低いです。
しかし、漢方の効能として血流が良くなり、身体がポカポカと温かくなるといったことがあります。
脱毛後のお肌は熱が蓄積された状態になっているので、漢方を服用後に体温が上がると、お肌にかゆみや赤みが出ることがあります。
ですので、脱毛前後の漢方薬服用もできる限りお控えください。
脱毛前後の薬服用は何日空ける必要がある?
薬を服用してもいいタイミングは各サロンによって異なります。
まず前提として、「脱毛のために必要な薬を飲まない」ということは絶対に止めてください。脱毛の予定があるとの理由で、本来飲むべきはずの薬を服用しないと、薬の効き目が無くなったり、効果が弱まるリスクがあります。
脱毛はしなくてもあなたの体調に影響は出ません。しかし、薬の服用を止めてしまうと病気が戻らなくなったり最悪の場合は命にかかわるかもしれません。
現在、薬を服用中の方で脱毛を希望される場合は、自己判断だけで決めるのではなく、かかりつけの医師へ脱毛してもよいか確認するようにしてください。
市販薬の服用はどれぐらい空ければいい?
ドラッグストアで購入できる薬でも、脱毛前後の服用はおやめください。 当店では、市販薬の服用は脱毛前後3日は空けて頂くようお願いしております。 こちらは、絶対に大丈夫という訳でないので、ご自身で体調を確認する目安としてください。
病院から処方された薬はどれぐらい空ければいい?
病院から処方された薬を常用している方は、脱毛前にかかりつけの医師・脱毛サロンへご相談ください。当店では医師の同意書提出をお願いしておりますので、必ずご相談と同意を頂くようお願いします。 処方された薬を一時的に服用している場合は、脱毛前後7日は空けるのを目安としております。 どちらの場合も、薬を服用された際はスタッフにお伝え頂くようお願いします。
もし薬を飲んでしまった場合は!?
施術日当日に薬を服用してしまった場合は、必ずサロンへ連絡してください。状況を確認し施術が可能かを確認する必要があります。
服用された薬の種類や服用時間によっては、施術NGとなり予約の変更をする必要があります。
時間がもったいないとの理由で、薬を服用したにもかかわらず黙って施術を受けることは絶対にやめてください。
隠して脱毛施術をした結果、肌トラブルを引き起こしてしまっては本末転倒です。
薬の服用によるトラブルで一番困るのは、症状が起きたあなた自身です。安全に脱毛をするためにも、薬服用中の脱毛にはリスクがあることを理解し、困った際は隠さずにサロンのスタッフへお伝えください。
薬服用中のメンズ脱毛は要注意!
安全に脱毛施術を受けるためにも、薬服用中の施術はNGです。 万が一、薬を服用しているのに施術を受けてしまうと、思わぬ肌トラブルや体調悪化に発展してしまう可能性があります。 持病をお持ちで薬を飲んでいる。常用中の薬がある場合は、医師やサロンへ必ずお伝えするようお願いします。