脱毛の定義
ワックス脱毛、除毛クリーム、ニードル脱毛、光脱毛、レーザー脱毛、毛抜き等々、現在の世の中には除毛や脱毛と呼ばれるサービスや商品が沢山あります。
女性に比べ美容の知識が少ない男性にとっては、何が脱毛なのか分からない状態の方も多いのではないでしょうか?
除毛と脱毛の違い
除毛とは
カミソリによる剃毛、除毛クリーム、ブラジリアンワックス脱毛などが除毛に該当します。除毛は処理後はすぐに毛がない状態になる反面、一時的な効果しかなく一定の期間が経過するとチクチクとした毛が生えてきます。
また、長期間繰り返して除毛行為を続けると毛のトラブルや肌トラブルに繋がる可能性があります。
メリット | デメリット |
---|---|
安価で行える | 定期的に処理が必要 |
自宅で手軽に処理できる | 継続的にコストがかかる |
長期の処理は肌への負担がある | |
青髭の根本的な解決にならない |
脱毛とは
光脱毛(フラッシュ脱毛)、レーザー脱毛(医療脱毛)、ニードル脱毛が脱毛に該当します。毛に対して熱エネルギーを加える事でムダ毛そのものを生えにくくしたり、生えなくする行為が脱毛になります。こちらは、完了するまでに期間は必要にはなりますが、根本的にムダ毛を処理したい場合やヒゲ剃りを無くしたい方に適した方法になります。
本記事では脱毛の種類「ニードル脱毛、レーザー脱毛、光脱毛」について解説していきます。
メリット | デメリット |
---|---|
自己処理が不要になる | 初期費用がかかる |
カミソリ負けなどの肌トラブルの解消 | 方法によって痛みがある |
自己処理コストの削減 | |
青髭の根本的解決 |
ニードル脱毛
ニードル脱毛は「絶縁針脱毛」「美容電気針脱毛」とも呼ばれ、特殊な加工がされた針を用いて脱毛を行います。歴史の古い脱毛方法になり約130年以上前から行われたと言われており、米国食品医薬品局(FDA)からも「針脱毛による脱毛は永久脱毛である」と認可されています。
脱毛の仕組みは毛穴から毛根にそってニードルを挿入し、高周波の電流を毛穴に流すことによって、毛根にダメージを与えることで毛の根本にある毛乳頭や毛母細胞と呼ばれる細胞を破壊し、毛の再生を阻止する脱毛方法になります。
ニードル脱毛は2種類に分かれる
絶縁針脱毛
絶縁針脱毛(ぜつえんしんだつもう)は、医療機関でのみ受けられるニードル脱毛になります。
絶縁針は皮膚の表面に針が触れる部分に鉛でコーティングをしており、毛根周辺にのみ電流を流すことができます。このコーティングによって皮膚への悪影響を抑えることが可能なため、高出力の電流が使用可能で高い脱毛効果が期待できます。
美容電気針脱毛
美容電気針脱毛は、主にエステサロンで受けることができるニードル脱毛になります。
毛穴に極細のプローブを挿入し毛を1本づつ処理していきます。
美容電気針脱毛は3種の方式があります。
- 電気分解法
- フラッシュ法
- ブレンド法
電気分解を利用して毛の細胞を破壊します。
高周波を利用した熱エネルギーで毛の細胞を破壊します。
電気分解法とブレンド法を合わせた方法です。
先ほどの絶縁針脱毛とは違い、皮膚表面と針が接触するため痛みや肌トラブルに繋がるリスクが高いため、出力を弱めて施術する必要があります。
ニードル脱毛のメリット
- 本当の意味での永久脱毛が可能
- 白髪や産毛にも脱毛効果を発揮できる
- 日焼け肌への脱毛施術が可能
- 涙袋や眉毛など光脱毛やレーザー脱毛で照射できない部位への脱毛が可能
- 細かい範囲を脱毛でき、ヒゲのデザイン脱毛に向いてる
ニードル脱毛は毛を一本一本確実に処理する方法なので、確実性が高く一度脱毛した毛穴から毛が再生する可能性は限りなくゼロに近いです。
メラニン少ない白髪や茶髪などの毛や産毛にも高い効果が期待できるメリットがあります。
ニードル脱毛のデメリット
- 毛穴に針を挿入するのでかなり強い痛みがある
- 脱毛料金が高額で最低でも数十万円単位になる
- 施術時間が非常に長時間になってしまう
- 毛穴に針を挿入するので感染症への注意が必要
ニードル脱毛を継続する最大の壁は施術時の痛みです。直接毛穴に針を挿入するため、その痛みは避けられない問題となります。
また、毛を一本づつ処理するので1回あたりの施術時間が長くなり、その分脱毛総額も高額になります。
ニードル脱毛がおすすめな人
- 光脱毛やレーザー脱毛をしたが満足する効果が得られなかった方
- ヒゲのデザイン脱毛や眉毛の脱毛など脱毛範囲が限られている方
- 確実に永久脱毛を受けたい方
- 日焼け肌や白い毛を脱毛したい人
脱毛したい範囲が狭い場合や細かいデザインを希望する人におすすめです。
光脱毛やレーザー脱毛を受けた上で、どうしても効果が出にくい部分がある場合に特定の範囲だけ脱毛を行うのも効果的です。
レーザー脱毛
レーザー脱毛は「医療脱毛」とも呼ばれ医師監督の下、医療従事者が脱毛施術を行うため、皮膚科クリニックや美容クリニックでしか脱毛を受ける事ができません。
レーザー光は波長の長さによって特定の色に反応する性質があります。
レーザー脱毛はこの性質を活かし、毛の黒い部分(メラニン色素)に反応する波長のレーザー光を照射することで毛の根本にダメージを与え、毛の細胞を破壊することで脱毛効果を発揮します。
レーザー脱毛は3種類に分かれる
レーザー脱毛は波長によって、「YAGレーザー」「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」の3種類に分かれます。
アレキサンドレーザー
アレキサンドレーザーは日本人の毛質や肌に合った755㎚の波長を持ち、レーザー脱毛の中でも一番メジャーに使用されています。
メラニン色素に反応しやすいレーザーなので、黒い毛に対して高い効果を発揮する半面、産毛への反応が出にくいといったデメリットもあります。
ダイオードレーザー
ダイオードレーザーを使用した脱毛機には2種類あり、熱破壊式と蓄熱式があります。
熱破壊式はアレキサンドレーザーと原理が近く、メラニン色素に反応させるため濃い毛にも有効です。
蓄熱式は肌が黒い人や産毛にも効果的で最近では人気が高い脱毛方式となっています。また、蓄熱式はレーザー脱毛の中でも痛みが少ないため、レーザー脱毛初心者の方にオススメな脱毛方式ともいえるでしょう。
YAGレーザー(ヤグレーザー)
YAGレーザーは波長が1064㎚とレーザー脱毛で使用されるレーザーの中で最も長い波長で、皮膚の奥深くまでアプローチをすることが可能です。
そのため、アレキサンドレーザーやダイオードレーザーで脱毛効果がでなかった毛にも高い効果を発揮する場合があります。
メラニン色素に反応しづらいという特徴もあるので、日焼け肌や色黒肌の人でも安心して脱毛できます。
レーザー脱毛のメリット
- 高出力のレーザー光を照射するので比較的効果を早く実感できる
- 永久脱毛を受けることが可能
※レーザー脱毛の歴史は約30年ほどなので、効果の持続期間などのデータは少ない - 医師や医療従事者による施術
医療機関でしか取り扱えない高出力のレーザーを照射するので、高い脱毛効果が期待できます。
万が一肌トラブルが生じた場合も迅速な処置を受けることができます。
レーザー脱毛のデメリット
- 光脱毛に比べかなり強い痛みを感じる
- 回数あたりの料金が高い
- 女性スタッフが施術対応する場合がほとんど
- 火傷や毛嚢炎など肌トラブルのリスクが存在する
レーザー脱毛の主なデメリットは、施術時の痛みの強い点と脱毛単価が高い点の2つになります。
特に痛みに耐えられず途中でリタイアしてしまうケースもありますので、ご自身の痛みの強さも考慮して選ぶ必要があります。
レーザー脱毛がおすすめな人
- 痛みに強く短期間で脱毛を完了させたい方
- 永久脱毛しか受けたくない方
- 光脱毛で思うような脱毛効果が出なかった方
レーザー脱毛は医療機関でしか受けることができない脱毛方法ですので、医師の診断が欲しい方に向いていると言えます。
脱毛効果も比較的高くはなりますが、レーザー脱毛機の種類によっては満足した効果が実感できない事もありますので、何の種類のレーザー脱毛機が置いてあるかもチェックする必要があります。
光脱毛
光脱毛は「フラッシュ脱毛」とも呼ばれ、毛の黒い部分(メラニン色素)に反応する波長が含まれた特殊な光を照射します。
毛の黒い部分に反応した光は毛の根本に熱エネルギーを加え、脱毛を何度も繰り返すことで毛を弱らせ再生スピードを遅らせます。
光脱毛は3種類に分かれる
光脱毛は機械によって「IPL脱毛」「SHR脱毛」「SSC脱毛」の3種類に分かれます。
種類 | 特徴 | 痛み |
---|---|---|
IPL脱毛 | 太い毛にも効果があり、メンズ脱毛に向いている | 毛が濃い部分は痛みを感じやすい |
SHR脱毛 | 産毛に効果あり、効果が出るまでに時間がかかる | 痛みを感じる場合がある |
SSC脱毛 | 最新の脱毛方式で、美肌効果も期待できる | 痛みは少ない |
IPL脱毛
IPL脱毛は「インテンスパルスライト」の略称で、太く濃い毛によく反応する特性があります。
そのため男性の強いヒゲや体毛に適した脱毛方法になり、一度で広範囲の照射および効果的な脱毛が可能です。
SHR脱毛
SHR脱毛は「スーパーヘアーリムーバル」の略称で蓄熱式脱毛の脱毛方式になります。
毛の根本より浅い部分にある、バルジ領域と呼ばれる部位に熱エネルギーを蓄積させ毛を弱らせる脱毛方式になります。
SSC脱毛
SSC脱毛は「スムーススキンコントロール」の略称でビーンズジェルと呼ばれる特殊なジェルを塗布した部位にクリプトンライトを照射すると、ビーンズジェルに含まれるトレジャービーンズという粒が弾け、毛母細胞に作用して制毛・抑毛効果のあるフィニリーブと呼ばれる成分が毛穴に浸透します。
光脱毛のメリット
- 痛みが少ない
- 肌トラブルへ繋がるリスクが小さい
- レーザー脱毛に比べ脱毛料金が低い
- 医療脱毛に比べ脱毛プランが豊富な場合が多い
光脱毛の最大のメリットは、痛みの少なさとコストの安さです。
脱毛が初めての男性でも始めやすく人気があります。
光脱毛のデメリット
- レーザー脱毛に比べ脱毛完了までに回数が多くかかる
- 永久脱毛のカテゴリには入らない
光脱毛はレーザー脱毛ほどの出力はありませんので、効果を実感するまでに必要な回数が多くなります。
脱毛完了まで平均すると1年~2年の期間が必要です。
光脱毛がおすすめな人
- 脱毛の痛みを少なくしたい方
- 低予算で脱毛を行いたい方
- アトピー性皮膚炎などお肌の弱い方
光脱毛は比較的痛みが少ない脱毛方法になり、女性に比べ痛みに弱い男性に向いています。
しかし、脱毛方式や脱毛機の性能によって脱毛効果に大きく差が見られるので、脱毛料金だけで選ばず十分な脱毛効果や脱毛実績があることを確認するようにしましょう。
脱毛方法比較表
スクロールできます。
光脱毛 | レーザー脱毛 | ニードル脱毛 | |
---|---|---|---|
場所 | 脱毛サロン ※医療クリニックでも取り扱いあり |
医療クリニックのみ | 医療クリニックまたはサロン ※永久針脱毛の場合は医療機関のみ |
脱毛施術の痛み | ほぼ痛みなし | 強い痛み | かなり強い痛み |
肌へのリスク | ほぼリスクなし | 火傷や毛嚢炎 | 施術後の炎症や腫れ |
脱毛料金 | 比較的安く脱毛を行える | 一回当たりの単価が高い | 1本あたりの金額で計算なので、 広範囲の脱毛は高価になる傾向にある |
脱毛効果 | 部位により効果の実感が異なる | 効果を実感しやすい | 確実性の高い脱毛効果 |
脱毛期間(目安) | 約1年~2年 | 約6ヵ月~1年半 | 約6ヵ月~1年 |
施術頻度 | 2週間~2ヵ月/回 | 2ヵ月~3カ月/回 | 1ヵ月~2カ月/回 |
白い毛への施術 | 脱毛効果なし | 脱毛効果なし | 脱毛効果あり |
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